健診システムの導入を検討するにあたって、導入後のイメージは重要です。イメージができないままシステムだけを導入しても、上手く活用できないかもしれません。導入事例を確認して、活用方法をイメージしましょう。ここでは、健診システム導入事例を紹介します。
これまでは報告書をシステムで作成していましたが、受診者が増えてきたことで予約管理などもシステム化したく、健診システムを導入することになりました。事務部門と検査部門に端末を設置。予約管理や事前業務を事務部門で、健診報告書は検査部門で行っています。
健診システムを導入したことで、各部門の連携が取りやすくなり、それぞれの業務がスムーズにできるようになりました。事前準備も簡単になり、業務時間の大幅な短縮につながっています。
健診センター新規開設のために、安価で業務効率の良い健診システムを求めていました。必要最低限の機能で、できるだけ簡単な操作のシステムを探し、クラウドシステムの導入を決定。
クラウド製品のため、低コスト・短期間での業務立ち上げを実現できました。ブラウザで操作するため、事務スタッフも簡単に操作できます。
健診業務の立ち上げがスムーズでした。結果を渡すまでの時間も短縮でき、受診者への利便性に関しても良いサービスを提供できています。
これまでは検査会社に結果報告書作成を委託していました。このやりかたでは検査報告書が出来上がるまでに早くて3週間、返送までには1ヶ月ほどかかってしまいます。
医師から詳しいアドバイスを記載していると、さらに時間がかかってしまいます。院内で結果報告書を作成できるよう、健診システムを導入。
自動判定と医師のダブル判定ができ、使いやすいことから、報告書の早期作成ができるようになりました。業務効率がアップしたため、受診者対応が手厚くできるようになり、受診者の増加にも対応できています。
健診センター新規開設にあたり、紙媒体を最小限にして運用すること、および院内サーバは最小限にすることを条件に、健診システムをさがしていました。コストメリットも考慮して、クラウド型のシステムを導入。低コストで短期間での業務立ち上げを実現できました。
またアプリとの連携で各検査機器にて測定した結果を即時データ化できるようになり、紙への転記やデータの二重入力といった作業を大幅に軽減できました。
患者さんが健康を見直すきっかけになり、早期の治療に結びつけるために、健診に力を入れるようになり、健診システムの導入を検討。小規模の健診に対応しているシステムを導入し、健診結果報告書の作成をデジタル化しました。施設規模に応じた機能に限定することで、低コストでの導入も実現しています。
電子カルテや検査会社から取り込む検体検査データをオンライン連携できるようになり、ミスも軽減。業務プロセスがシンプルになりました。
ベトナムの健診センターに多言語対応のシステムを導入。日・英・越の3言語に対応しました。操作画面で言語を切り替えることができるため、現地職員への操作教育に必要な時間が短縮できます。
ベトナム人スタッフと日本人スタッフの共同運用がスムーズに進められました。健診結果報告書も、日本語、英語、ベトナム語の3言語に対応。受診者に分かりやすい診断レポートが作成できます。
他のシステムとのデータ連携もできるようになり、各フロアの情報共有や検査結果の自動入力で業務効率化も実現しました。
フィリピン初の予防医療に特化した日本規格の医療施設オープンのため、健診システムを導入。日本語と英語に対応しました。
多言語対応の他、日本人間ドック学会に準拠した判定ロジックを実装し、複合判定による高度な日本式の自動判定を搭載。当日中に健診結果報告書を提供しています。健診結果報告書も日本語と英語での提供が可能。受診者の利便性を高めています。
各種健診業務の効率化、人的ミスの削減といったメリットが期待できる健診システム。その一方で、導入におけるボトルネックのひとつとなるのが、高額な初期費用や月々の運用コストです。
そこでここでは、導入コストを抑えられるクラウド型健診システムを調査。受付・判定・報告まで自動化できるものから、導入実績があり、かつ初期・月額費用が安い3製品を厳選して紹介します。