ノートウェア株式会社は、昭和56年の創業以来、臨床検査データ処理や健診システムの開発を得意とする企業です。全国の医療機関や検査施設をはじめ、大手検査会社などへ幅広くソリューションを提供し、長年の実績を築いています。
近年ではクラウド技術を活用し、より柔軟かつ安全性の高いシステムを展開している点が特徴です。OEM製品の開発にも力を入れており、細菌検査システムや分析器制御装置など、多彩な領域で技術力を発揮しています。
ノートウェアのクラウド型健診システムは、自動判定や帳票作成などの大容量処理を高速で行える点が特長です。一度に多人数分のデータを素早く処理できるため、受診者が多い時期でもスムーズに業務を進められます。
さらに、多彩な検査項目や団体ごとの基準値にも柔軟に対応できるパラメータ設定が可能で、現場のニーズに合わせた運用を実現します。特定健診や協会けんぽへの対応、XML形式でのデータ出力など、行政や保険者の要件にも標準装備で応える点も評価されています。
クラウド型であるメリットは、導入・維持コストを大幅に削減できるだけではありません。インターネットに接続できるパソコンがあれば稼働可能なため、サーバ機器の管理や更新作業に追われることがなくなります。
また、ハイブリッドクラウドの仕組みにより、万一回線トラブルが起きても業務を継続できる設計が大きな安心材料です。セキュリティ面でも、AWSの堅牢な環境を活かして機密性を確保し、個人情報を保護しています。出張健診などの移動先でも同じシステムを使用できるため、紙ベースの記録と比べて作業ミスを削減しながら効率的に運用できる点も好評です。
ノートウェアは、1981年(昭和56年)に設立され、医療関連のソフトウェア開発に長年取り組んできました。臨床検査データ処理システムをはじめ、近年ではクラウド型の健診システムやOEM製品など多角的な領域で実績を重ねています。特に、細菌検査システムや分析器制御装置では多くの企業と提携し、高い信頼性を獲得してきました。数多くの医療機関や検査施設への導入実績に加え、AWSを活用したセキュアな環境構築にも注力しています。こうした幅広い取り組みにより、現場ニーズを的確に捉えたソリューションを提供し、医療業界で存在感を発揮しているメーカーです。
また、クラウド技術の活用によるコスト削減や運用効率化への貢献など、時代の要請にも柔軟に応えてきたことが特徴です。自社開発だけでなく、多様なOEM先との連携を通じて培った開発力も強みで、検査現場の課題解決に役立つソリューションを幅広く提供しています。
公式サイト等で記載が見つかりませんでした。
社名 | ノートウェア株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区芝公園1-7-8 芝公園TCビルディング5F |
各種健診業務の効率化、人的ミスの削減といったメリットが期待できる健診システム。その一方で、導入におけるボトルネックのひとつとなるのが、高額な初期費用や月々の運用コストです。
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