健診システム「メディクラ健診」は、中小規模の病院向けに健診管理を提供するサービスです。メディクラ健診の主な機能や強みを解説しています。アプリのインストールなどが不要で、ブラウザで動作する仕様です。
インターネット回線があればそれだけで利用できるようになっています。一般健診、人間ドック、特定健診といった各健診に標準対応していることも強みのひとつです。
メディクラ健診はドック学会基準に準拠した各種マスタデータを標準装備しています。結果判定基準などがあらかじめ設定されているので、細かい設定の手間がなくすぐに利用できる製品です。
導入が簡単なのも、クラウド型の健診システムであることのメリットのひとつと言えます。
暗号化鍵ファイルを使ったアクセス制限、ログイン認証、ユーザ機能利用制限、暗号化通信など、セキュリティ対策を幾重にもめぐらせているメディクラ健診。
クラウド環境で動作するサービスはセキュリティが重要なチェックポイントになりますが、メディクラ健診はその点安心感を持って利用できるサービスに挙げることができます。
これまでは院内のパソコンにインストールして使うタイプだったので、トラブルのたびにメーカーに連絡してきてもらうなど、煩雑な面がありました。メディクラはクラウド型なので、ブラウザで使えるし、リモートで保守してもらえるので業務を止めずにメンテナンスができて助かっています。
また、判定基準の変更、検査項目の追加、結果報告書への出力など、細かい部分まで院独自の運用に合わせられる点も助かりました。
基本となるコースがあらかじめ設定されていますが、それにオプション検査を追加したり、料金を変更したり、健診内容を柔軟に変更できます。また企業・団体ごとに健診コースを設定し、それをもとに契約することも可能。カスタマイズ性に優れたシステムです。
中小規模向けの健診システムではありますが、健診に必要な多くの帳票が揃っていることもおすすめポイントのひとつです。一般健診、ドック健診、特定健診といった報告書をはじめ、通過管理表、事前問診票、企業提出用の結果一覧表などを揃えています。
各種健診業務の効率化、人的ミスの削減といったメリットが期待できる健診システム。その一方で、導入におけるボトルネックのひとつとなるのが、高額な初期費用や月々の運用コストです。
そこでここでは、導入コストを抑えられるクラウド型健診システムを調査。受付・判定・報告まで自動化できるものから、導入実績があり、かつ初期・月額費用が安い3製品を厳選して紹介します。