クラウド型の健診システムをピックアップして、製品ごとにその特徴をまとめました。おすすめポイントや機能など、比較検討に役立つ情報をご紹介しています。
クラウド型の健診システムは、オンプレミス型と比較すると初期費用・ランニングコストともにかなり安くなることが大きな特徴です。中小規模の医療機関でも導入しやすい価格設定で、シンプルな機能で十分な場合にはぜひ検討したい選択肢と言えるでしょう。
システム名 | DAYS -Daidai- | タック健診クラウド | クラウド型健診システム | macmo (マクモ) | けんしんCompact | メディクラ健診 | ALPHA・SALUS | CARNAS | CARNAS &g | Smart TOHMAS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
料金体系 | 月額(税込) | 0円~ | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | 33,000円 | HPに記載なし | HPに記載なし | 22,000円 | HPに記載なし | 22,000円 |
初期費用(税込) | 0円~ | HPに記載なし | 0円 | HPに記載なし | 220,000円 | HPに記載なし | HPに記載なし | 0円 | HPに記載なし | HPに記載なし | |
利用ユーザー数制限 | 制限なし | HPに記載なし | 10,000件くらいまで | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | 10,000件まで | HPに記載なし | |
作業台数制限 | 制限なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | ID数 5 | なし | なし | |
ログイン人数制限 | 制限なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | ID数 5 | なし | なし | |
業務機能 | 予約 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
受付 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
検査結果入力 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
自動判定 | 〇 | 〇 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
実績 | 導入事例 | 〇 | - | - | - | - | 〇 | - | 〇 | - | 〇 |
対応コース | 人間ドック | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
法定健診 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
雇入健診 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
特定健診 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | |
協会けんぽ | 〇 | HPに記載なし | 〇 | HPに記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
特殊健診 | 〇 | HPに記載なし | HPに記載なし | 〇 | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | |
グローバル対応 | 多言語対応 | 〇 | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし | HPに記載なし |
リーズナブルな価格で導入できるクラウド型健診システムです。基本的なマスタデータが最初から用意されていており、すぐに使い始めることが可能で、オプションや他サービスとの連携で複雑な処理にも対応できる製品です。
業界最安水準の「非課金フリープラン」を提供し、1年間は初期費用・月額費用ともに0円で利用可能。健診3コースが搭載済みで、ユーザー数や登録健診件数も無制限のため、コストを抑えつつスムーズに導入できます。また、DAYS -Daidai-のグローバルプランでは、多言語対応オプションを活用することで、日本語・英語・ミャンマー語・ベトナム語・中国語に対応し、国内外の健診ビジネス展開を強力にサポートします。
DAYS
-Daidai-の
機能や導入事例について
詳しく見る
ノートウェアのクラウド健診システムは、高速なデータ処理が特徴です。他社システムに比べてストレスが少なく、業務効率向上に役立つ製品です。自動判定機能が充実しているところもポイントでしょう。
ノートウェアのクラウド健診システムは、自動判定機能が充実しており、健康診断の結果を迅速かつ正確に評価できます。
団体ごとに異なる基準を設定できるため、特定健診や協会けんぽの要件にも柔軟に対応可能です。
これにより、メタボリックシンドロームの対象者抽出や報告書作成がスムーズになり、健診業務の効率化を実現します。
契約から結果報告書作成まで一貫して健診業務をサポートしてくれる製品です。中小規模の医療機関に適しており、手頃な価格で必要な機能を導入できます。セキュリティの強固さも評価するべきでしょう。
未請求の管理が簡単にできるユーザーインターフェースを備え、請求業務の負担を軽減します。システム上で契約業務を直感的に進めることができ、契約書の作成から管理まで一貫して対応可能です。他の健診システムには少ない契約管理機能を搭載しており、請求・契約を統合的に管理したい企業におすすめ。
きれいな健診結果表の出力など、細かいところまで工夫が行き届いた健診システムです。制度改正などは自動アップデートされます。常に新しい状態で使うことができます。
タック健診クラウドのアプリでは、アイコン上に処理量が表示され、業務の進捗状況や残作業の把握が簡単にできます。過去の健診結果を参照し、施設名やロゴを入れたオリジナルの結果表を自動作成できるため、視認性が高く受診者にとっても分かりやすい仕様です。処理漏れの防止や業務の効率化につながるだけでなく、受診者の満足度工場にも貢献します。
複数のセキュリティ対策を張り巡らせ、安全性を高めた健診システムです。健診内容を柔軟にカスタマイズできる点や各種帳票への対応など、使いやすい仕様が特徴的です。
基本コースにオプション検査を追加したり、料金を変更したりと、企業・団体ごとのニーズに合わせて健診内容を柔軟にカスタマイズできます。契約時に企業ごとの健診コースを設定できるため、特定の要件に応じた対応が可能です。一般健診やドック健診、特定健診をはじめ、通過管理表や企業向けの結果一覧表など、多彩な帳票出力にも対応しており、スムーズな運用をサポートします。
アルファ・サルースは、健診の直前のリマインドやオプション検査の提案、再検査・精密検査の勧奨など、受診者のデータを活用したメール配信が利用できます。健康診断に新たな価値を創造することをミッションとして開発された製品です。
検査システムや電子カルテ、画像管理システム(PACS)などと連携し、一元管理を実現。
ALPHA・SALUSは、業務の負担を軽減しつつ、受診者へのサービス向上を実現するクラウド型健診システムです。クラウド環境でのデータ管理により、安全性と利便性を両立し、スムーズな健診業務をサポートします。
健診システムの老舗とも言える日本事務機が提供している製品です。国が進めている医療情報システムの標準化に追従できるように、技術的に進化を続けている点は評価されるべき製品と言えるでしょう。
約40年間にわたる健診システム開発のノウハウを活かし、医療情報システムの標準化や技術革新に対応。クラウド型の特性を活かし、場所を選ばず利用できる柔軟性と、他社サービスとの連携性を備えた総合健康管理システムです。健診業務の効率化と質の高いサービス提供を実現し、医療機関や企業の健康管理を強力にサポート。
検査の自動判定機能には施設ごとの独自の基準値を設定し、こだわりを反映させられるスマートトーマス。予約枠の管理が簡単にできる設計で、MRIやCTなどの検査項目に応じた予約可能枠の調整にも対応しています。
Smart TOHMASは、健診施設の業務を効率的に管理できるよう設計されたクラウド型システム。所属企業団体、健診コース、オプション検査など、複雑な料金体系を自動計算し、予約から会計までの流れをスムーズにし、利便性向上をサポート。紙ベースの業務削減 により、受付や会計での人的ミスを防止します。
各種健診業務の効率化、人的ミスの削減といったメリットが期待できる健診システム。その一方で、導入におけるボトルネックのひとつとなるのが、高額な初期費用や月々の運用コストです。
そこでここでは、導入コストを抑えられるクラウド型健診システムを調査。受付・判定・報告まで自動化できるものから、導入実績があり、かつ初期・月額費用が安い3製品を厳選して紹介します。